子どものむし歯予防は「食事やおやつのとり方」がポイント!
こんにちは。
名古屋市中村区千成通の「いわま歯科クリニック」です。
お子さんの健やかな成長のためには、身体だけでなくお口の中の健康も大切です。
できるだけ我が子にはむし歯ができないようにしてあげたい、というのが保護者の皆さまの願いでしょう。
「子どもが甘いおやつが好きなんですが、むし歯予防のために控えたほうがよいでしょうか?」
「食事をとる時間が不規則になりがちです」
このような声がよく聞かれますが、じつは食事やおやつはとり方が重要なのです。
「甘いものはあまり与えてないのにむし歯になってしまった」という保護者の方に見直していただきたいのが、食事やおやつをとる時間です。
とくに1日3回の食事と違い、間食は回数が増えがちです。
1日に何度も間食をとってしまうお子さんほどむし歯になりやすい傾向にあります。
お口の中はもともと中性ですが、食事をとることで酸性に傾きます。
そこから10〜20分かけて少しずつ中性に戻っていくのですが、中性になる前に追加で食事したり、ダラダラと長く食べ続けたりすることでいつまでもお口の中が酸性のままもとに戻りません。
お口の中が酸性のままだと、酸が歯の表面のミネラル分を溶かす脱灰が頻繁に起こります。
中性に戻ることで、歯から抜け出したミネラル分を補って歯を修復する働きをする再石灰化を阻害し、むし歯になりやすい環境をつくってしまいます。
食事やおやつは決められた時間にとるよう心がけましょう。
食べる時間を決めること以外にも、むし歯になりにくくする方法をご紹介します。
- 砂糖を控えたおやつを与える
- 食事の際は、牛乳やお茶などの飲み物を一緒に飲ませる(甘いジュースはNG)
- よく噛んで食べられるおやつや食事を、積極的にとる
- 食後は、うがいや歯磨きをするよう習慣づける
お子さんの歯質や生活環境によっては、どれだけ気を遣っていてもむし歯になりやすい場合もあります。
いわま歯科クリニックでは、お子さんがいつまでも健康な歯であるため、小児歯科にも力を入れ取り組んでおります。
お子さんの気になる症状や、むし歯予防のための定期検診希望の方は気軽にご相談ください。